六義園のライトアップ
六義園に行って来ました。
六義園は柳沢吉保が、7年の歳月をかけて造った「回遊式築山泉水(かいゆうしきつきやませんすい)庭園」だそうです。和歌の趣味を基調とした繊細で温和な日本庭園になっています。
庭園の名称は、中国の古い漢詩集である「毛詩」に記されている「誌の六義」すなわち風、賦、比、興、雅、頌という六つの分類法の流れを汲んだ和歌の六体に由来します。
庭園は中の島を有する大泉水を樹林が取り囲み、万葉集や古今和歌集に詠まれた紀州(現在の和歌山県)の和歌の浦の景色を始め、その周辺の景勝地や中国の故事にちなんだ景観が映し出されています。
庭園は明治時代に入って三菱の創業者である岩崎家の所有となり、昭和13年に東京市に寄付されて一般公開されました。なお、昭和28年3月31日に国の特別名勝に指定されました。
ライトアップは今年は12月7日の日曜までです。